現物出資の活用法

こんなことを考えていませんか?

司法書士
収益不動産の税負担を減らしたい
・会社の債務超過をなんとかしたい

これらの悩みがあるとき、現物出資が役に立つことがあります。

収益不動産の税負担を減らしたい

 個人のオーナーが、収益不動産を保有している場合は、不動産所得に課税される所得税や住民税は累進課税が適用されます、従って、不動産所得がオーナーに集中している場合は、高率の税金が課されます。また、不動産所得がたまっていくことになり、相続財産が大きくなり、相続税の問題が生じることも考えられます。

 これらの問題の原因1つは、オーナー一人に収益が集中することです。そこで、これを解消するために、「不動産管理会社」を設立し、オーナーが不動産管理会社に収益不動産を現物出資します。そうすると、収益は会社に入りますので、会社からオーナーやオーナーの家族に役員報酬や剰余金の配当として支払い、所得を分散させることができます。

不動産管理会社設立のメリット・デメリット

メリットデメリット
所得税・住民税の軽減
※所得を分散することで税率が下がり、節税に繋がります。
設立費用がかかる
※会社を設立するために費用が必要です。
相続税の軽減
※家族に所得を分散させることで、オーナーの相続資産の肥大化を防止になります。
維持費用がかかる
※すくなくても法人住民税の均等割分を支払う必要があります。
手間がかかる
※会社の申告もする必要がありますので、手間がかかるうえ、申告の税理士報酬も必要です。

会社の債務超過をなんとかしたい

 債務超過となっていると、入札に参加できないし、新規の借り入れもできない。
 おまけに、取引先の目も厳しい・・・・

 債務超過を解消を解消するには、債務を減らすか、資産を増やすしかありません。しかし、債務を減らすのは大変です。

 そこで手っ取り早いのは、資産を増やすことです。なにも、会社の資産を増やす方法は、現金を出資するだけではありません。不動産などの現有資産を現物出資することで、債務超過を削減することが可能です。

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